2013年10月16日水曜日

Steel Wheels

2013.10.13(日)

ついに参戦が叶いました、年に一度のメジャーシューティングマッチ“Japan Steel Challenge





昔っからGUN誌などで見て憧れてたビッグマッチに自分が出るとあって、前の晩は遠足前の子供のように、ソワソワ家練したりガンのメンテしたりと気がついたら午前4時(^^;;

翌日(て言うか5時間後)、下町情緒溢れる浅草で電車を降り、ギリで産業貿易センター台東館に着くと全くそれらしい表示や看板の類いがなく、ひょっとして場所間違えたかなと焦りつつも4階に向かうと、日本全国からつどった射撃の猛者達がテキパキと準備している熱気ムンムンの光景が目に飛び込んできました。









すでにエントリーの手続きは8月半ばに完了しているので、受付で名前を告げネームタグと参加賞をいただきます。





程なく大会プレジデントの小林 考三さんから開会の挨拶と注意事項などのアナウンスがあり、タイトなタイムテーブルの中いよいよ競技開始です。

8つのステージとパワーチェックを各スクワッドごとに回る方式。
ちなみにスクワッドとは、全参加者160人くらいを20人前後に組み分けした班の事。




僕はHスクワッド、エントリーNo.“H-3”でした。





ちなみにネームプレートの日付表示が“2011.10.9”となってますが、当然2013.10.13のミスタイプです(^^;; 使い回しかな?

スクワッドはそれぞれスタートのステージが違います。Hスクワッドはパワーチェックからのスタートでした。ASGKの簡易測定器で4枚を貫通しなけりゃOK。無事合格すると、ガンにシールを貼りつけてもらいます。





素朴な疑問なんだけど、他のスクワッドでひとしきりステージ回った後、途中のチェックでパワーオーバーだったら全ステージ没収になるのかな? まぁ大会に出るならその辺ちゃんと事前調整してくるのが当たり前だろうから、通過儀礼ってとこですかね。


1st stage "Round About"










2nd stage "5 to Go"




横並びで簡単そうに見えるけど、丁寧に撃たないとすぐに外れる曲者ステージ


3rd stage "Pendulum"




高低差が鬼門。一番最初に何度も練習したステージ。








この辺はAndyアニキとの河原自主練でステージを組んで撃ってた事もあり、自分的には馴染みがあったはず…




が、立ち上がりが悪い僕(笑)
自分の描く気持ち良いリズムに乗れず、撃ち直しの多いステージとなってしまいました(−_−;)

あのマック堺さんもブログに書いておられましたが、今まで自分なりに培ってきた良い撃ち方の方法論が全て吹っ飛びアタマとカラダは初期化状態(笑)。とりあえず目前のターゲットをひたすら撃つ的な雑な射撃になってしまいます。

「もうちょっとまとめられたはずなんだけどなぁ…」なんて思いつつ、直前の練習会より若干悪いタイムで最初の3つ終了。


でっかい的を素早く撃つ、憂さ晴らし&気分転換の4th stage "Smoke and Hope"




…とかいいつつ、大振りしすぎてラクタングルを外したり(笑) これも練習より悪いタイムでモヤモヤしつつ前半終了。






ステージの間は約50分間隔があるので、観光客で賑わう浅草寺二天門を横目で見つつコンビニで買ってきた簡素な昼飯を喰らいます。












なんかまるで世界が違う(笑)

人力車が楽しそうだったので、翌日彼女ともう一度浅草を訪れました(^^;;


会場のパーキングにはこんなクルマが…









そして会場のゴミ箱(笑)





弁当をかっこむアニキ。





練習仲間、マルさんのシュート









一緒に練習させていただいて顔見知りとなった皆さんとはバラバラのスクワッドだったので、休憩のあいまにすれ違いざま「どうだった?」「いや〜OB(ミスショット)が多くて(笑)」なんて話しつつ、残りは丁寧に行こうと気分をリセット。


5th stage "Accelerator"



動画はコチラ

後半4つは数少ない練習会で2、3度撃った事がある程度の、自分の中では見慣れないステージ(笑)
ただ、カラダがこなれてきたのかタイムはともかくミスショットが少なくなっていきます。






6th stage "Speed Option"




ちっちぇえ的が鬼門でした(-。-;

7th stage "Show Down"




ここはシューティングボックスが左右2つあり、5つの的をそれぞれのボックスから2回ずつ、計4回撃って良い3つのタイムの合計がスコア。

大器晩成スロースターター型のボク(笑) 後半3つは割と落ちついて、練習会よりも少しいいタイムで回る事が出来ました。

自分のステージ射撃が終わるとスコアシートにサインをするのですが、その時タイムを見て密かに自分で合計を計算してました(笑)

7つ目のShow Downが終わった時点で101秒台。100秒斬りは夢と消えたな…(オイ)


Last stage "Outer Limits"








これも左右2つのボックスがあり、左から2枚撃った後横っ飛びで右に移動(左利きの人は逆)、残り3枚を撃つというアクティブなステージ。





もう終盤に差し掛かかり疲れも出てきていたんですが、ここまで来たんだから集中力を切らさずに…と自分に言い聞かせつつ望みます。

結果、特筆すべくもないヘタくそなタイムで終わったのですが(笑)、マズルコンシャス(銃口管理。 ターゲット方向以外に銃を向けない)やトリガーフィンガーの所作(撃つ瞬間以外はトリガーに指をかけずにトリガーガードの外に外す)にだけは気を配り、暴発やガンドロップもなくロード、アンロードを含めレンジマナーは当初の目標通り安全にこなす事が出来たと思っています。

練習会ではテンパってたせいか着弾を判断しきれず、撃ちもらしや2度撃ち等バタバタしたシュートが多々ありましたが、今回の本戦ではROの方のコールやブサーを含め、プレートへの着弾音もクリアに聴き取ることが出来、撃ちもらしによるプラス3秒もなく初めてにしてはマァマァだったかなと。


最終スコア115.09秒。





直前2回の練習会より僅かに刻む事が出来、自分的には妥当な実力のタイムだと思います。

リザルトは約160人中114位。集計のミスでリザルトが抜けてる方も2名ほどいらっしゃったので、暫定という感じですがこの順位ならたいして変わりはしないですね(^^;;

兎にも角にも6月あたりにマッチ練習を始めてから4ヶ月間、全くの五里霧中から四苦八苦しつつ本戦に出場でき、事故もなく無事撃ち終えた事は大きな達成感。
僕にとってすげぇ意義のある大変充実した挑戦となりました!


総合優勝、さすがのマック“KING”堺さん




マックさんには全ステージ撃ち終えたと勘違いして、最終ステージ前の休憩時に声を掛けてしまったのですが、どこの馬の骨ともしらない僕にフレンドリーに対応してくださいました。優勝おめでとうございます!

両雄ならび立つ




練習会で大変お世話になりました。タクティカルマスター石井 健夫名人。
JSCにタクティカルで参戦を決めた時、身の程知らずにも名人のタイムを目標に頑張ってきました(笑)
こんなド素人に色々レクチャーいただき大変感謝です。今回は調子が今ひとつとの事でしたが、次回リベンジでタクティカルチャンプへの帰り咲きを切に応援しております。

全ステージでお世話になったHスクワッドROの方々。








クリアーなコールと絶妙なタイミングのブサー、となりとカブりそうな時は肩を叩いて一度外していただいたりと、大変スマートな仕切りぶりで気持ちよく撃たせていただきました。感謝です。

一緒に練習してきたビギナー3人衆、僕、マルさん&Andyアニキ




大変楽しく切磋琢磨させていただきました。またどこかのマッチや練習会で足の引っ張りあいに勤しみましょう(笑)

直前の練習会でお世話になりました、
Gunsmithバトン 秋葉原店の出二夢カズヤさん。




JSC以外にもPCM競技の面白さを熱く語っていただき、また色々挑戦してみたいとモチベーションがあがりました。ありがとうございます。

Andyアニキ繋がりで、新宿MMSさんでの練習会でお世話になりましたdeliさん。




マッチ挑戦2年目との事ですが、deliさんくらい撃てるようになったら楽しいだろうなと思いました。目標にさせて頂きます。

喫煙所でお話させていただいた、北海道は小樽からはるばるご参戦のスマさん。




同じHスクワッドでなかなかのシューティングを披露していたハイキャパレースガン使いです。
またどこかでお会いできたらいいですね!


4ヶ月間の練習中にスライド、アウターバレル、ハンマー、バルブノッカー、トリガースプリング…とあらゆるトコロが壊れながらも頑張ってくれたマイガン“SIG P226R カスタム”














本番では一切ノートラブルで乗り切ってくれました。お世辞にもスピードシューティング向きとは言えないですが、お気に入りガンでマッチに出れた事はとても満足です。

…来年はグロックかな(笑)

販売ブースもありまして、魅力的なTシャツやキャップなどいっぱいあったんですが、来年のためにと前から気になってたフリーダムアートさんの“グロック26アドバンス用 アサルトフレーム”を購入。












ネットでも結構売り切れが多かったり…

26アドバンス持って無いんだけどね(笑)
握り心地に惚れました。







…そんなこんなで全シューター競技終了して、みんなで撤収や無数に飛び散ったBB弾のお片づけ。160人が一日パンパン撃った弾はすげー量でしたが、全員で掃除するとさすがに早いですね(笑)

主宰の小林さんがMCをとる表彰式。




ベテランもビギナーも、最後までリザルトの名前が読み上げられて賞品が配られるノーサイド感にちょっと感動。

自分は実用的にギャスを頂いてきました。帰りはバッグがパンパン(笑)

それぞれが健闘を讃えあい、また会おうと挨拶を交わして解散。


なんと石井シューティング塾の打ち上げに参加させていただくという嬉しいオマケつき!

ガントークしながらのつけ麺とビールが美味い‼︎




左から、本家(?)Andyさん、ケイコ姐さん、石井塾長、女流シューター上谷ユイさん、わたくしめ、そしてもう1人のAndyアニキ(笑)




みなさんのシュート、スクワッドが離れてたんでなかなか拝見できず残念…次回は一緒だといいなぁ。

カメラマンはマルさんが買ってでてくれました。スイマセン、次回はご一緒に‼︎

締めに石井ご夫妻とAndyアニキと憂さ晴らしのカラオケ(笑)

皆さん試合が終わった解放感からあまりの壊れっぷりだったので、写真は自粛しておきます(^^;;





…と言う訳で、笑いありシリアスあり、最後は和気あいあいのロンゲスト・デイが終わりました。

来年は会場リニューアル工事の関係でJSC開催はまだ未定との事ですが、またぜひ腕を磨いて挑戦してみたいです。

PCMやアンリミテッドもね!

齢四十にしてのシューティングチャレンジは、まだ始まったばかりです。


おわり。

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